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石田の独立までのストーリー18

さかのぼること4年前。
2002年2月。

会計事務所に勤めていた。

会社から帰ってから毎日2時間使い
「アクセス解析」システムを開発していた。
※子供がいなかったので、結構時間があった。

当時としては画期的な機能が実装されたものだったが
マーケティングを知らなかったため、お小遣い程度しか稼ぐことができなかった。

しかし経験は残る。

━ ◆ ━ ◆ ━ ◆ ━ ◆ ━ ◆ ━

話は戻り2006年7月。

『3度目の正直』とはよく言ったもので
私の3本目のソフトウェアはあっという間に
会社の給料を超え利益を生んだ。

そのソフトウェアはアクセス解析。

4年前に作った記憶がよみがえり、
『アクセス解析を作ってみよう!』と思い立ったのだ。

ちなみにこの次期バージョンが
『退職が決まったが、貯蓄がない』
という危機的状況を救うことになるのだが、それは1年後の話。

さて1本目のショッピングカート。
これはバグの大量発生と、需要がないことの気づきによって
ハードディスクの肥やしとなっただけで終わった。

2本目の自動返信メールシステム。
確かに完成した。

しかし機能が未熟すぎた。
私がお客さんの立場なら絶対に買わない。
面白くもなんともないシステムだった。

アイデアはあった。しかしそれを作りこむ技術がない。
Perl(パール)という比較的習得に時間がかかる(少なくても私は)
プログラミング言語を使ったことが災いした。

とりあえずセールスページを作ったのだが、
自慢できる機能が存在しないため非常に苦労した。

「強み」がまったくない商品。売れるわけがない。

そこで3本目の「アクセス解析」ソフトの開発に取り掛かことになったのだ。

━ ◆ ━ ◆ ━ ◆ ━ ◆ ━ ◆ ━

ある日曜日。
出来たばかりの「アリオ」というショッピングモールに
家族で遊びに来た。

1時間だけ考える時間をもらい、マクドナルドでアイデアを練る。

そのわずか1時間で画期的な機能を3つほど生み出すことに成功。
それらをすべて実装することに決めた。

開発は楽しかった。

失敗したとはいえPerlでの開発スキルはある程度身についていた。
しかしそれだけではない。「1ユーザとして楽しみ」なのだ。

画期的な機能の実現が楽しみで仕方がなかった。

その最たるものが『精読率』機能。

おそらくであるが、日本で最初の機能ではないだろうか。

とはいえ海外のソフトを真似したわけでもなく、
自分で思いついたものだった。

これは『訪問者がスクロールバーをどこまで動かしたか』を
グラフで見ることができるものだ。

たとえば

0%  15人
25% 60人
50% 35人
75% 15人
100% 5人

といった具合だ。

これを見ると「上から25%~50%の位置、ここを改善することで、
成約率があがる」ことがわかる。

なぜ思いついたのか?

自分自身がネットマーケティングで苦労していたためだ。

自作の音声CDを売っていたとき常に考えていたのが

『果たして訪問者は、セールスページを下まで読んでくれているのか?』

だった。

『開発ストーリーが面白くないのか?』

『その下の「商品の特徴」が悪いのか?』

『それとも価格表示部分?』

などを自問するだけだった。

しかし「精読率」機能で分析することで
改善点、逆に言うと「お客の逃している部分」が具体的にわかるようになる。

このアイデアを思いついたときは興奮した。

日本のネットマーケティングのあり方を変える、
画期的な仕組みだと・・・。

※ちなみにその1年後の新バージョンは「精読率」機能がかすむほどの強力な機能が実装された。それはまだあとの話・・・。

━ ◆ ━ ◆ ━ ◆ ━ ◆ ━ ◆ ━

開発は難航を極めた。

JavaScriptというプログラミング言語を使うのだが、
ブラウザによって動かいたり動かなかったりする部分が多い。

あるブラウザでは動くが、別のブラウザでは動かないことが何度もあった。

試行錯誤の末、なんとか動くようになったのだが過去2本のソフトと同じくバグが多発。

しかし今回はあきらめなかった。
この画期的な機能が実装されたソフトが売れないわけない。

そう確信していた。

もちろん「商品のクオリティ」だけでは物は売れない。
特に当時はSNSが普及しておらず、『いい商品は顧客が口コミしてくれる』も期待できない。

必要なのはマーケティングの知識なのだ。

ただそれは心配していなかった。すでに音声CDの販売である程度のノウハウは身についていた。

『この革新的な機能を、死ぬ気で身に付けた マーケティングの知識に乗せればきっと売れる!』
そう信じて疑わなかった。

2006年6月中旬。
『アクセス解析の達人』は完成した。

セールスページを3日で作り、準備完了。

王道だとここで広告出稿ということになる。

ネットマーケティング系のメルマガは多かったため
ここに出稿すればそれなりに反応が得られるのは間違いない。

しかし・・・銀行の預金残高は底をついていた。

1万円の広告を3回ほど出せば終わり。
それ以降はお金を使う施策はできなくなる。

『なんとか少ないお金を、効率的に使いたい』

そこで選んだ方法とは・・・。

(続く)
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